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孝子丸の特徴

昭和62年~平成元年に県農業改良普及所、山形大学農学部などの調査により、在来種の庄内柿に比べ、◎形が丸く腰高で一果重平均がやや重い、◎色づきが早くへた部への色回りもよい、◎果肉の糖分含有量がやや多く、還元糖(果糖、ブドウ糖)の比率が高い、などの調査結果を受けました。
収穫期は在来種(庄内柿・平核無)と早生種(刀根早生など)の中間くらいで、その年々の気候などにもよりますが、当地では平年10月20日前後頃に最盛期となります。収穫後に焼酎やアルコール、炭酸ガスなどで渋を抜いて数日~1週間くらいでおいしく食べられるようになります。
全国的には南の産地より収穫は遅くはなりますが、当地では在来種の庄内柿(平核無)より1週間程度早く食べられます。
収穫の早い早生種は在来の庄内柿(平核無)より早く食べられるようになるのですが、軟化が早く特に焼酎・アルコール等の脱渋ではすぐに柔らかくなってしまい、日持ちがよくないので、今では農協等もすべて炭酸ガス脱渋に切り替わっています。我が家でも今では炭酸ガスで渋抜きしています。
炭酸ガス脱渋の孝子丸(コウシマル)は日持ちがよく、好みにもよりますが少しカリカリした食感がありますが、少し置くと柔らかいしっとりした食感が味わえます。
数ある中ですので、孝子丸(コウシマル)の中にも、柔らかい仕上がりのものも、果肉がカリカリするもの出てきますのでご容赦くださいませ。
在来の庄内柿(平核無)より全般的に糖度は高く、果糖・ブドウ糖が多く含まれ、上品な甘さが感じられます。